今の家で気に入らないところ〜リフォーム見積1000万超がきっかけ

一条工務店 建て替え記 vol.01

今の家で気に入らないところ
〜リフォーム見積1000万超がきっかけ

「まさかこの金額になるとは…」。リフォーム業者から受け取った見積書を見た瞬間、私たちの選択肢はリフォームから建て替えへと大きく動き始めました。

この記事の内容

  1. 我が家について〜義両親の実家に住み始めた経緯
  2. 住んでみてわかった不満・気になったところ
  3. リフォーム見積の内訳と衝撃の合計金額
  4. リフォームvs建て替え、どちらが合理的か
  5. 建て替えを真剣に考え始めた理由

我が家について〜義両親の実家に住み始めた経緯

私たちが住んでいたのは、築45年ほどの木造住宅です。もともと義両親の実家だったのですが、子どもが生まれるタイミングでちょうど空いたため、私たちが住まわせてもらうことになりました。

立地はとても良く、そこは本当に気に入っていました。住み始めてから5年ほどが経ったころ、「そろそろリフォームしたいな」という気持ちが出てきたのが、今回の家づくりのそもそものきっかけです。

住んでみてわかった不満・気になったところ

住み始めた当初から気になっていた点もあれば、生活していくなかで少しずつ「やっぱりつらいな」と感じるようになったこともありました。

① 夏は暑く、冬は寒い〜断熱性能がほぼない

築45年の家なので、断熱性能は現代の基準とは比べものになりません。夏はエアコンをつけても部屋がなかなか冷えず、冬は底冷えがひどい。特に冬のお風呂や廊下は本当に辛く、電気代・ガス代も毎月気になっていました。

② ドアのゆがみ〜虫や砂が入ってくる

築年数が長いぶん、家全体がかなり歪んでいました。ドアと枠のあいだに隙間ができてしまっていて、虫や砂埃が入りやすい状態。気密性とはほど遠い環境でした。

③ 排水トラップの問題〜お風呂からナメクジが…

これは正直かなり困りました。排水トラップがうまく機能しておらず、時期によっては浴室からナメクジが入ってくることがありました。不衛生でもありますし、子どもがいる環境としても気になるポイントでした。

④ 間取りが今の生活に合っていない

すべての部屋が障子で仕切られていて、現代の生活スタイルには合いにくい間取りでした。在宅勤務が増えてからは仕事スペースの確保が特に悩ましく、2階の一部屋もうまく活用できていませんでした。

⑤ 収納が使いにくい

収納がないわけではないのですが、昔ながらの高い位置にある押し入れタイプで、日常的に使いにくくなっていました。結果的に物があふれがちで、すっきり片付かないのが悩みでした。

⑥ 階段がとても急

古い家によくある、かなり急な階段でした。子どもが一度落ちてしまったことがあり、それからというもの毎日ひやひやしていました。小さな子どもがいる家庭には正直きつい構造です。

⑦ 浴室の老朽化〜ひび割れ・カビ・耐震の不安

浴室はひび割れやカビもあり、見た目にも衛生的にも気になる状態でした。決定的だったのは、防蟻業者の方がついでに点検してくれた際に「地震が来たら崩れるかもしれない」と言われたことです。安全面の不安が一気に高まりました。

⑧ キッチンが狭く、作業スペースが足りない

食洗機は後付けで導入していましたが、調理スペースが狭く料理がしにくい状態でした。妻から「もう少し広いキッチンで料理したい」という声は以前からあがっていました。

⑨ 裏のスペースが使えない

家の北側に約15坪のスペースがあるのですが、大きくて使いにくい物置が置いてあり、残りは雑草が生えているだけ。ほぼ日が入らないため作物も育てられず、何をするにも中途半端な場所になっていました。

リフォーム見積の内訳と衝撃の合計金額

「どうせかかるなら思い切ってリフォームしよう」と、業者に見積もりを依頼しました。内容は、浴室・キッチン・断熱・内装などの改修と、若干の増築提案を含むものでした。

📋 見積もり合計(増築含む):約1,300万円~1,500万円超

工事内容概算費用備考
浴室全面リフォーム約250万円ひび割れ・老朽化のため一から作り直し
キッチンリフォーム約150〜200万円作業スペース拡張・設備交換含む
断熱リフォーム(窓・壁・床)約200〜300万円現状の断熱性能がほぼゼロのため
内装・間取り変更約100〜200万円障子からドアへの変更など
増築(提案)約500万円使いにくかった裏スペースの活用も含む
その他(電気・給排水・雑工事)約100万円〜
合計(増築含む)約1,300〜1,500万円規模

浴室は老朽化がひどく、部分補修ではなく一から作り直しが必要と言われ、それだけで250万円ほど。さらに増築の提案が500万円と、「リフォームで済ませよう」と思っていた金額感とはかけ離れた数字になりました。

「かなり歪んでいて今後どれだけ住めるかもわからないのにこれだけ出すなら、建て替えも現実的な選択肢では?」と思い始めたのはこのタイミングです。

リフォームvs建て替え、どちらが合理的か

見積もりを受けて、改めてリフォームと建て替えを比較してみました。

リフォームの限界

お金をかけても残る課題がある

  • 構造・基礎の老朽化は変えられない
  • 耐震性能の向上に限界がある
  • 断熱性能も新築ほどは上がらない
  • 急な階段や間取りの根本解決が難しい
  • 数年後にまた修繕が必要になる可能性

建て替えのメリット

同じ費用帯でゼロから設計できる

  • 間取りを家族に合わせて自由に設計
  • 最新の断熱・気密性能が手に入る
  • 耐震性能も現行基準を満たせる
  • 設備・構造がすべて新品になる
  • 長期保証がつく

建て替えを真剣に考え始めた理由

見積もりを受け取り、妻と話し合いました。「1,000万円以上かけてこの家のまま住み続けるより、思い切って建て替えて、本当に暮らしやすい家にしよう」という方向に、自然と気持ちが動いていきました。

もちろん、義両親の実家という思い入れもある家です。簡単に「じゃあ壊そう」とはなりませんでした。それでも、子どもの安全面(急な階段・耐震への不安)や、夏冬の快適さを考えると、建て替えという決断が家族にとって一番誠実な選択だという気持ちになっていきました。

次の記事では、そんな古い家の「良かったところ・思い出」についても正直に書いています。

この記事のまとめ

  • 築45年の義両親の実家に住み始めて5年、リフォームを検討し始めた
  • 断熱・耐震・間取り・浴室など、不満は多岐にわたっていた
  • 浴室の全面作り直し+増築提案で見積もりは1,000万円超に
  • 同じ金額をかけるなら建て替えの方が合理的だと気づいた
  • 子どもの安全と快適な暮らしが、建て替えを決意した原動力に

次の記事:古い家の良かったところ・思い出 →

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