✅ この記事の結論
一条工務店のオプションには「人気だけど実は不要だった」「採用しなくて正解だった」というものもあります。我が家が実際に不採用にしたもの&採用したけど微妙だったものを、入居約1年の実体験から正直にまとめました。
この記事の内容
前提:すべてのオプションが必要とは限らない
一条工務店は標準仕様が充実しているぶん、追加オプションの数も多く、打ち合わせ中に「あれもこれも」と予算が膨らみがちです。我が家は全44項目・総額約244万円のオプションを採用しましたが、振り返ってみると「これは不要だったな」「やっぱり付けなくてよかった」と思うものもあります。
この記事では、我が家が採用しなくて正解だったものと、採用したけど期待ほどではなかったものを正直にまとめます。あくまで我が家の場合ですので、ライフスタイルによっては必要な方もいるはずです。参考程度にご覧ください。
不要だった・いらなかったオプション5選
① ベランダ・バルコニー

我が家はベランダ・バルコニーを一切つけていません。前の家でもほとんど使うことがなく、最初から不要だと判断しました。
一条工務店の高気密・高断熱住宅では室内干しが基本ですし、布団も布団乾燥機で対応できます。ベランダは初期費用だけでなく、防水メンテナンスの費用(10〜15年ごとに数十万円)もかかるため、長期的に見てもコストがかさむ設備です。これからの時代、さらに採用する人は減っていくのではないかと思います。
② 造作TV台・埋め込みTV台

一条工務店のオプションには、壁に埋め込むタイプのTV台(スマートローボードなど)がありますが、我が家は採用しませんでした。理由は「家具屋やネットで買ったほうがデザインの選択肢が広く、価格も抑えられる」と判断したためです。
入居後、実際にインテリアに合わせたTV台を購入しましたが、この判断は正解でした。造作は後から交換しにくいというデメリットもあります。テレビのサイズが変わったり、プロジェクターに切り替えたりしたときに融通が利きません。ただ、他の設備との一体感が生まれることもあるので、そのあたりを加味しつつ選ぶことをおすすめします。我が家はおしゃれさよりも、利便性・融通の効きやすさを重視しています。
③ リモコンニッチ ── 15,000円【採用したが微妙】

リモコンニッチ(sa-slim)は15,000円で、壁をくぼませてリモコン類やホワイトボード、マガジンラックをまとめられるオプションです。SNSでも人気で、採用している施主は多いと思います。
しかし我が家の場合、アドバンスシリーズのスイッチ類やインターホンなどをすべてニッチ内に集約した結果、ホワイトボードスペースがA4サイズ1枚分ほどしか残りませんでした。「雑誌を置けるスペース」も薄い雑誌が3〜4冊入る程度で、本は入りません。
リモコンニッチ自体が悪いわけではないと思いますし、おしゃれだと思いますが、我が家では思ったよりも上手く使うことができていません。採用する方はスイッチ・リモコンの数を事前に確認し、余白がどれくらい残るかシミュレーションしておくことをおすすめします。
④ タープリング ── 6,000円【採用したが微妙】

タープリングは外壁にタープやサンシェードを取り付けるための金具です。6,000円と安価なので「とりあえずつけておこう」と採用しましたが、夏は暑すぎてタープを張って外で過ごすことがほぼありません。
一条工務店の家は室内が快適すぎるため、わざわざ外に出る動機が薄いのです。BBQなどアウトドア派の方には有用かもしれませんが、我が家のように「室内中心の暮らし」であれば結局使わないオプションになりがちです。
⑤ セカンド洗面台
セカンド洗面台は2階のホールなどに設置する小型の洗面台です。帰宅後すぐに手を洗える、朝の洗面渋滞を緩和できるなどのメリットがあり、採用を検討しました。
しかし我が家は不採用としました。理由は掃除の手間が増えることと、設置スペースを確保すると他の間取りが犠牲になることです。実際に入居してみると、洗面台が1つでも特に不便は感じていません。家族の人数やライフスタイルによっては有用ですが、我が家では不要でした。ただし、将来的に子どもたちが大きくなると洗面台が占有される可能性があると思い、大きめの洗面台を採用しています。
「いる・いらない」を判断するポイント
「前の家で使っていたか」が最大のヒント
ベランダやセカンド洗面台のように、前の家で使っていなかった設備は新しい家でも使わない可能性が高いです。これまでの習慣は続く事が多いので、「新しい家だから使うかも」という期待は、たいてい外れます。
一方、前の家で無くて物凄く後悔していることは取り入れたほうが良いと思います。
一条工務店の高性能住宅だからこそ不要になるもの
高気密・高断熱・全館床暖房の家では、従来の住宅で「当たり前」だった設備が不要になることがあります。ベランダでの洗濯物干し、窓を開けての換気などがその代表例です。一条工務店で建てるなら、従来の「家の常識」をいったんリセットして考えるのがおすすめです。
👉 一条工務店の標準仕様でできること・できないこと(一条ルール)
迷ったら「安くて生活に直結するもの」は付けておく
オプション選びで一番もったいないのは、「あのとき付けておけばよかった」と後から気づくパターンです。特にコンセントの追加(1か所あたり2,800円)のように、金額が小さくて生活に直結するオプションは、迷うくらいなら付けておくのが正解だと思います。
理由はシンプルで、入居後に追加しようとすると桁違いのコストと手間がかかるからです。コンセントひとつ後から付けるだけでも、壁を開けて配線を通して、クロスを貼り直して——数万円の工事になります。たとえ結果的に使わなかったとしても、2,800円なら「まぁいいか」で済みます。
💡 「安い+生活に直結」は付けておく判断基準
コンセント増設のような安価なオプションは、使わなくても大きな後悔にはなりません。一方、付けなかったことで毎日の生活に小さなストレスが積み重なるリスクを考えれば、「迷うなら付ける」でOK。
逆に、本当に慎重に検討すべきなのは「高額なのに生活に直結しない」オプションです。見た目や雰囲気で惹かれるものほど、実際の生活で使用頻度が低かったりします。数万円〜数十万円クラスのオプションは、「毎日使うか?」「なくても困らないか?」を冷静に問い直してから決めましょう。
| 判断軸 | 安い+生活に直結 | 高額 or 生活に直結しない |
|---|---|---|
| 具体例 | コンセント増設、スイッチ、シーリングなど | デザイン系グレードアップ、大型造作など |
| 後から追加 | 高コスト・大工事になりがち | 家具や外構で代替できる場合も |
| 使わなかった場合 | 数千円の損で済む | 数万〜数十万円の後悔になりうる |
| おすすめ判断 | 迷うなら付ける | 本当に必要か慎重に検討 |
オプション費用の総額を抑えることも大切ですが、「安くて毎日使うものまで削る」「利便性を損なう」のは本末転倒です。生活に直結する小さなオプションは、未来の家族への投資だと思って積極的に採用しておくことをおすすめします。
まとめ
この記事で紹介した「不要だった・いらなかったオプション5選」をまとめます。
| オプション | 費用 | 判定 |
|---|---|---|
| ベランダ・バルコニー | ─ | 不採用で正解 |
| 造作TV台・埋め込みTV台 | 88,000~435,600円 | 不採用で正解 |
| リモコンニッチ | 15,000円 | 採用したが微妙 |
| タープリング | 6,000円 | 採用したが未使用 |
| セカンド洗面台 | 113,520~246,730円 | 不採用で正解 |
繰り返しになりますが、あくまで「我が家の場合」です。ライフスタイルによってはこれらのオプションが必要な方もいるでしょう。大切なのは「人気だから」「みんなつけてるから」ではなく、自分の暮らしに本当に必要かどうかで判断することです。
逆に「入れてよかった」オプションは別記事でランキング形式にまとめています。あわせてご覧ください。
🏡 後悔しない家づくりのために
オプション選びで後悔しないためには、複数のハウスメーカーの提案を比較して「自分にとっての正解」を見つけることが大切です。


