✅ この記事の結論
一条工務店のオプションは数が多く迷いますが、入居後の満足度がもっとも高いのは毎日使うキッチンまわりのオプションです。我が家が44項目の中から選んだ「入れてよかった」TOP20を、実際の費用・満足度つきで施主目線でランキングしました。
この記事の内容
- 前提:我が家のオプション概要
- 番外編:ランキング外だけど”ほぼ全員が選ぶ”もの
- おすすめオプション 1〜5位
- おすすめオプション 6〜10位
- おすすめオプション 11〜15位
- おすすめオプション 16〜20位
- オプション選びで後悔しないためのコツ
- まとめ
前提:我が家のオプション概要
我が家は一条工務店のグランスマートで建て替えをしました。採用したオプション(標準仕様外工事)は全44項目、総額約244万円です。
なお、住まいの体験館の特典でグレイスカップボード、キャンペーンでフロントオープン食洗機、その他断熱王キャンペーンでダンジュ等が無料になりました。キャンペーンの内容は時期によって変わるため、展示場見学や工場見学のタイミングは要チェックです。44項目すべての費用と内訳は、別記事で公開しています。
この記事では、「入れてよかった」と心から思えるオプションTOP20を、入居約1年の実体験をもとにランキング形式で紹介します。
番外編:ランキング外だけど”ほぼ全員が選ぶ”もの
ランキングに入れる前に、「標準仕様に含まれている」または「ほぼ全員が選ぶため比較にならない」ものを番外編として紹介します。どれも満足度は非常に高いですが、比較というよりは”前提”に近いオプションです。
太陽光パネル+蓄電池

我が家は13.475kWの太陽光パネルと蓄電池をセットで採用しました。費用は約249万円で住宅ローンに組み込んでいます。入居後11ヶ月の売電収入は約13.4万円、買電費用は約7.6万円で、差し引き約5.8万円のプラス。予算が許すなら選ぶ人がほとんどですし、私もおすすめです。
👉 一条工務店の太陽光+蓄電池はコスパ良し!kW単価・元が取れるか徹底検証
ハイドロテクトタイル

グランスマートでは標準仕様です。光触媒の効果で汚れが雨で流れ落ちるため、外壁メンテナンスの手間とコストが大幅に軽減されます。入居後約1年経ちますが、外壁の汚れはまったく気になりません。
モクリア

グランスマートの標準フローリングです。床暖房対応でありながら、木目の質感がリアルで高級感があります。我が家はグレー・ウォールナットを選びましたが、落ち着いた雰囲気で満足しています。
グレイスシリーズ(キッチン・洗面・バスなど)

グランスマートを選ぶ大きな理由の一つがこのグレイスシリーズです。キッチン・カップボード・洗面台・バスルームが統一されたデザインで、追加費用なしの標準仕様で上質な空間が実現します。カップボードを除いて、標準仕様ですので採用可能なら採用している人が多いので番外編としています。
👉 一条工務店の商品ラインナップ全比較|坪単価・性能・選び方を施主が解説
おすすめオプション 1〜5位
まずは入居後の満足度がもっとも高いTOP5です。いずれも毎日使うものばかりで、費用対効果が抜群でした。
1位:グレイスカップボード ── 約29〜54万円

カップボードは食器や家電を収納するキッチン背面収納です。市販品を購入する選択肢もありますが、キッチンとデザイン・色味が統一されるのが最大の魅力です。我が家は180cm幅(354,200円)を採用しました。
毎日何十回と開け閉めする場所なので、ソフトクローズの引き出しの使い心地が段違いです。また、収納力も抜群で結構入れてもまだ余るくらいです。グレイスキッチンと同様に、通常は表面がグラリオカウンターとなっていますが、オプションで天然御影石に変更することもできます。
2位:フロントオープン食器洗い乾燥機 ── 275,000円

一条工務店で採用できるパナソニック製のフロントオープン食洗機(NP-60EF1W)は、引き出し式ではなく前面がガバッと開くタイプ。大きな鍋やフライパンもそのまま入り、食器の出し入れがとにかくラクです。
こちらも福引キャンペーンで無料になりましたが、275,000円の定価を払ってでも採用する価値は十分にあります。共働き家庭はもちろん、家事の時短を求めるすべての方におすすめです。毎日の食器洗いのストレスがほぼゼロになりました。
3位:自在棚 ── 111,900円
自在棚はオリジナルの可動式棚板収納で、高さを自由に調節できます。我が家はLDK・洋室・脱衣室など複数箇所に設置しました。棚板の高さを物に合わせて変えられるため、無駄なスペースが生まれにくいのが魅力です。
約11万円でこの収納力は破格。パントリーを作れなかった我が家にとって、キッチン横の大きな自在棚は実質パントリー代わりになっています。収納に悩んでいる方にはまず検討してほしいオプションです。
4位:タンクレストイレ(ネオレストAS1)── 166,100円

標準のタンク付きトイレからの変更差額が166,100円。決して安くはありませんが、見た目のスッキリさ、掃除のしやすさ、そしてトイレ空間の広さが劇的に変わります。
TOTOのネオレストAS1は自動洗浄・脱臭・暖房便座はもちろん、きれい除菌水による自動洗浄機能も搭載。トイレの記事でも詳しく解説しています。
👉 一条工務店のトイレ事情|標準・オプション・我が家の選択を徹底解説
5位:オールメタルIH ── 66,000円

標準のIHはアルミや銅の鍋に対応していませんが、オールメタルIHに変更するとすべての金属鍋が使えるようになります。1つだけオールメタルの場合は差額はわずか66,000円です(現在は85,800円に値上がりしている可能性があるのでご注意ください)。
IH対応に切り替えていくとはいえ、鍋やフライパンをそのまま使い続けられるのは想像以上に便利でした。また、我が家はシングルオールメタル(片方だけ対応)を選びましたが、両方対応にしたい方は工場見学特典でダブルオールメタルを無料で選ぶのも手です。
おすすめオプション 6〜10位
6〜10位は「費用が控えめなのに効果が大きい」コスパ系のオプションが中心です。
6位:メーカークロス ── 計 約10万円

一条工務店の標準クロス(壁紙)は種類が限られていますが、サンゲツやリリカラなどメーカー品に変更すると選択肢が一気に広がります。我が家は壁・天井・アクセントクロスを合わせて約10万円でした。我が家はかなりの場所でメーカークロスを使ってなおこれくらいのお値段でした。例えば、2つのトイレ、脱衣場、寝室、LDKはすべてメーカークロスです。
意外と安いのに見た目の満足度が非常に高いオプションです。LDKのアクセントクロスを変えるだけでも空間の印象がガラッと変わるので、費用対効果で言えばトップクラス。標準クロスもとてもいいですが、遊び心を持たせるのも手です。
7位:コンセント追加 ── 94,200円
電気工事追加(スイッチ・コンセント等一式)で94,200円でした。家中のコンセント数を標準から大幅に増やしましたが、それでもまだ足りないと感じる場所があります。我が家の場合、各部屋に必ず4つ+エアコン用のコンセントを付けるようにしましたが、それでも生活し始めるともう少し高くしたい、もう少しずらしたい、もうちょっと有ったら…等、小さい後悔が積み重なっています。後から付けると大変ですが、計画の段階では1箇所2800円でできますので多めに付けておくことをおすすめします。
☝ 後悔ポイント
コンセントは「多すぎた」と後悔する人はほぼいません。入居後に延長コードを使うことになるくらいなら、打ち合わせ段階で多めに配置しておくべきです。特にキッチン周辺・書斎・子ども部屋は将来の家電増加も考えて余裕を持たせましょう。
8位:オープンステア ── 20,000円
リビング階段をオープンにするオプションです。たった20,000円で空間の開放感が劇的にアップします。幅広を選んでも標準を選んでも20,000円です。透明パネルと鉄骨フレームのデザインは、LDKの主役級の存在感です。
一条工務店の高気密・高断熱住宅では、リビング階段にしても冷暖房効率がほとんど落ちないのも大きなメリットです。この価格でこの見た目の変化は、コスパ最強オプションの一つです。
ちなみに幅広にすると、階段の段数が増えて緩やかな階段になりますし、階段ですれ違うときもスムーズです。広さが担保できるならおすすめです。
9位:床補強&壁補強 ── 35,400円
床補強(1〜3階)が31,500円、壁下地補強が3,900円で、合計35,400円でした。
ピアノや大型家具の配置変更、壁掛けテレビの設置など、入居後に「ここに補強があればよかった」と思う場面は多いです。我が家は広めに補強したおかげで、入居後にピアノの位置を変えたり、壁に棚を取り付けたりする際にも融通が利いて助かっています。営業担当的にはあまりおすすめではないみたいですし、採用する人も少なめなようですが、新築時にしかできない工事なので、迷ったら入れておくべきです。
10位:電動ハニカムシェード ── 50,000円〜
一条工務店の窓にはトリプルハニカムシェードが標準装備されていますが、手動式はひもを引いて操作するため、高い位置や大きな窓では不便です。電動化の差額は50,000円(電気工事含む)からで、リモコンでワンタッチ操作できるようになります。
リビングの大きな窓だけでも電動にしておくと、毎日の開閉がまったくストレスフリーになります。特に吹抜けや高所の窓には必須級のオプションです。
おすすめオプション 11〜15位
11〜15位は「なくても暮らせるけど、あると満足度が上がる」オプションです。
11位:ゼンケン浄水器 ── 43,000円
キッチン水栓に浄水機能を内蔵するオプションです。ペットボトルの水を買わなくなったため、年間のランニングコストと手間を考えると43,000円はすぐに回収できます。水栓のデザインもスッキリしていて、シャワーヘッドとしても使いやすいです。
12位:eエントリー(電子キー)── 66,000円
玄関ドアの電子錠で、リモコンキーやカードキーで施解錠できるオプションです。帰宅時に鍵を探す手間がなくなり、両手が荷物でふさがっていてもスムーズに入れます。
💡 ダンジュ玄関ドアなら標準装備
グランスマートで選べるオリジナル玄関ドア「DANNJU(ダンジュ)」を採用した場合、eエントリーと同等の電子錠機能(SADIOT LOCK)が標準で付属します。我が家もダンジュを採用したため、eエントリーの追加費用はかかりませんでした。
13位:2倍耐震(超高耐震仕様)── 115,300円
建築基準法の耐震基準の2倍の強度を持つオプションで、耐震等級5相当です。一般的な最高等級は耐震等級3(基準の1.5倍)ですから、それをさらに大きく上回ります。
115,300円で家の安全性が格段に上がると思えば、十分に価値ある投資です。また、一条工務店の耐水害住宅を採用する場合は2倍耐震が前提条件になるため、耐水害を検討している方は事実上必須です。
👉 一条工務店の耐水害住宅|仕組み・費用・2倍耐震を徹底解説
14位:網戸 ── 63,700円
一条工務店は高気密・高断熱+全館空調が前提のため、網戸は標準仕様に含まれていません。「窓を開けることはほとんどないから不要」という方も多いですが、我が家は一部の窓に設置しました。
正直、窓を開ける頻度はかなり少ないです。それでも季節の変わり目に風を通したいとき、網戸があるとないとでは安心感が違います。「ほとんど使わないけど、あってよかった」という位置づけです。
15位:天然御影石カウンター

グランスマートでは玄関のシューズボックスカウンターに天然御影石が標準で採用されています。黒い石のカウンターは高級感があり、来客時の印象がとてもよいです。
キッチンカウンターにも天然御影石を採用できますが(ワイドカウンターで181,500円、ダイニング側収納付きで121,000円)、我が家は費用面と「硬すぎて食器が割れそう」という不安から断念しました。ただ、玄関の御影石を見るたびに「キッチンにも入れたかったな」という気持ちは少しあります。
おすすめオプション 16〜20位
16〜20位には、設備グレードアップ系や「入れなかったけど入れたかった」ものも含めています。
16位:エアコン追加 ── 183,100円
一条工務店の全館床暖房は非常に快適ですが、夏場のエアコンは必要です。我が家はエアコンを1台追加しました。一条工務店経由での設置は市販品より割高に感じるかもしれませんが、配管の取り回しや気密性の維持を考えると、建築時に一緒に施工しておくのが安心です。
☝ 後悔ポイント
もっとエアコンを追加してもよかったと思っています。将来の子ども部屋に一番安い45,000円程度のエアコンを1〜2台つけておくだけでも、後からの工事費用と手間を考えれば十分に元が取れたはずです。
17位:エコキュート容量アップ ── 32,000円
標準の370Lから460Lへの変更で、差額はわずか32,000円(三菱Aシリーズ フルオート角型)。家族の人数や来客頻度を考えると、容量は大きい方が安心です。
32,000円でお湯切れの心配がなくなると考えれば、費用対効果は非常に高いオプションです。家族3人以上なら、460Lへのアップグレードをおすすめします。
18位:うるケア(ロスガード90 うるケア) ── 追加費用なし
24時間換気システム「ロスガード90」のオプション選択として、加湿機能付きの「うるケア」と全館さらぽか空調の「さらぽか」から選べます。うるケアは追加費用がかかりません。
高気密住宅は冬場の乾燥が激しいため、加湿機能は重要です。正直、うるケアだけでは加湿が十分とは言い切れませんが、うるケアがなかったときの乾燥を考えるとあって正解でした。さらぽかは坪15,000円のオプション費用がかかるため、コスト重視の方はうるケアで十分だと思います。
👉 ロスガード90とは?|仕組み・メリット・維持費を施主が徹底解説
👉 全館さらぽか空調とは?|仕組み・費用・メリデメを施主が徹底解説
19位:下がり天井 ── 50,000円
下がり天井とは、天井の一部を低くして空間にメリハリを出す施工です。キッチンやダイニングに採用するとゾーニング効果でおしゃれな空間になります。
我が家はデザイン目的に加えて、配管の都合で天井が凸凹している部分を隠す目的でも採用しました。見た目がきれいになるうえに50,000円と比較的安価なので、間取りに余裕があればぜひ検討してほしいオプションです。
20位:小屋裏収納・ロフト ── 209,000円〜
| タイプ | 1.5坪 | 2坪 | 3坪 |
|---|---|---|---|
| 小屋裏収納 | 209,000円 | 240,900円 | 304,700円 |
| ロフト | 443,300円 | 553,300円 | 773,300円 |
我が家は小屋裏収納やロフトを採用していません。それでもランキングに入れたのは「採用しておけばよかった」と思うくらいには憧れがあったからです。
季節物の家電や使用頻度の低い荷物の収納場所は、入居後に必ず悩みます。小屋裏収納なら居住スペースを圧迫せずに大容量の収納を確保できます。ロフトも検討しましたが、1.5坪で443,300円と小屋裏収納の倍以上の費用がかかるうえ、子どもが大きくなると使わないスペースになりがちです。掃除もしにくいです。収納目的なら小屋裏収納のほうがコスパがよいでしょう。ただし、小屋裏収納も使い勝手はアイ工務店などの小屋裏と異なり、固定階段が付かないので頻繁には利用しにくいでしょう。
おすすめオプション20選 まとめ一覧
| 順位 | オプション名 | 費用 |
|---|---|---|
| 1位 | グレイスカップボード | 293,700〜543,400円 |
| 2位 | フロントオープン食洗機 | 275,000円 |
| 3位 | 自在棚 | 111,900円 |
| 4位 | タンクレストイレ | 166,100円 |
| 5位 | オールメタルIH | 66,000円 |
| 6位 | メーカークロス | 約100,000円 |
| 7位 | コンセント追加 | 94,200円 |
| 8位 | オープンステア | 20,000円 |
| 9位 | 床補強&壁補強 | 35,400円 |
| 10位 | 電動ハニカムシェード | 50,000円〜 |
| 11位 | ゼンケン浄水器 | 43,000円 |
| 12位 | eエントリー | 66,000円 |
| 13位 | 2倍耐震 | 115,300円 |
| 14位 | 網戸 | 63,700円 |
| 15位 | 天然御影石(玄関) | 標準仕様 |
| 16位 | エアコン追加 | 183,100円 |
| 17位 | エコキュート容量UP | 32,000円 |
| 18位 | うるケア | 追加費用なし |
| 19位 | 下がり天井 | 50,000円 |
| 20位 | 小屋裏収納 | 209,000円〜 |
オプション選びで後悔しないための3つのコツ
①「毎日使うもの」にお金をかける
カップボード、食洗機、コンセントなど、毎日何度も使うものへの投資は満足度が高くなりやすいです。逆に「たまに使うもの」は費用に見合わないことも。優先順位の判断基準は「使用頻度」です。
②「後からできること」と「今しかできないこと」を分ける
床・壁補強、コンセント、配管まわりは建築時にしか施工できません。一方、家具やカーテンは入居後でも購入可能です。迷ったら「後からできないもの」を優先しましょう。
③ キャンペーン・特典をフル活用する
一条工務店では工場見学特典、福引キャンペーン、紹介制度・親族割など、オプション費用を抑える仕組みがいくつもあります。我が家は福引で約57万円分が無料になりました。展示場見学や工場見学は、契約前のできるだけ早い段階で参加するのがおすすめです。
👉 一条工務店の紹介制度・親族割とは?実際に42万円の値引きを受けた話
まとめ
一条工務店のオプションは種類が多く、すべてを採用するのは現実的ではありません。大切なのは、自分の暮らしに合ったオプションを見極めることです。
この記事で紹介した20選は、入居約1年の実体験に基づくランキングです。特にTOP5の「カップボード」「フロントオープン食洗機」「自在棚」「タンクレストイレ」「オールメタルIH」は、毎日の暮らしの質を確実に底上げしてくれるオプションでした。
オプション選びに正解はありませんが、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
なお、今後別記事で「不要だったオプション」「付けなくて後悔したオプション」についても正直に書く予定です。あわせて参考にしてください。
🏡 後悔しない家づくりのために
オプション選びも大事ですが、そもそも「どのハウスメーカーで建てるか」が家づくりの最大の決断です。我が家は8社を比較した結果、一条工務店を選びました。まだハウスメーカーを検討中の方は、まず複数社の間取り・見積もりを比較してみてください。


