一条工務店のトイレは、標準仕様のままでも十分な品質ですが、実はオプションでタンクレストイレや一体型トイレも選べますし、さらにその枠外の「設定外商品」を採用することも可能です。
我が家はグランスマートで建て替えた際、標準・オプションのトイレをひと通り検討したうえで、最終的に1階はオプションでTOTOネオレスト、2階は設定外商品でTOTOピュアレストEXを採用しました。この記事では、お住まい検討シートに基づくオプショントイレの価格一覧から、設定外商品を採用した流れ・実際の費用・入居後の感想まで、施主の実体験で解説します。
✅ この記事の結論
一条工務店のトイレは「標準(TOTOタンク式)→ オプション(アラウーノ・ネオレスト・サティス等)→ 設定外商品」の3段階から選べます。TOTOなど一条が推奨するメーカーの商品なら、設定外でも打ち合わせで相談すればスムーズに見積・採用が可能で、保証も一条工務店の保証対象でした。我が家の実費は1階ネオレストAS1が166,100円、2階ピュアレストEX+アプリコットF4Aが204,400円です。
この記事の内容
- トイレは3種類
- 一条工務店の標準仕様のトイレ
- オプショントイレの種類と価格一覧
- 手洗い器・トイレ収納のオプション価格
- 商品(グランスマート・アイスマート等)による違い
- 我が家のトイレの選び方
- 設定外商品の採用の流れ・注意点
- 採用したトイレと実際の費用
- 入居後の正直レビュー
トイレは3種類

トイレには大きく分けて組み合わせトイレ、一体型トイレ、タンクレストイレの3種類があります。トイレの選択肢を理解するために、まずは基本の3タイプを押さえておきましょう。
①組み合わせトイレ(一条の標準仕様はこれです)
便器と便座が別々になっている、最も普及しているタイプです。一条工務店の標準仕様もこの組み合わせトイレ(TOTO製タンク式+ウォシュレット)で、追加費用なしで採用できます。
最大のメリットは便座と便器を別々に選べることです。ウォシュレットの機能やグレードを自由に組み合わせられますし、故障時も便座だけ・便器だけの交換で済みます。手洗いの有り・無しも選択可能です。また、災害時にはタンクに水を注げば利用可能になるため全タイプ中最も融通が効きます。
デメリットは、タンクと便器の接合部分に隙間がありそこに汚れが溜まりやすいことです。また、タンクに水が溜まるまで連続で流せないため、朝の混雑時に少し待つことがあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・価格が安い(標準は追加費用ゼロ) ・好きな便座と便器を組み合わせ可能 ・故障時も便座だけ・便器だけの交換が可能 ・手洗い有・無を選べる ・災害時に最も強い | ・掃除の手間(凹凸部分に汚れが溜まりやすい) ・連続で水を流せない ・タンクがある分だけ見た目はすっきりしない ・タンクがある分だけ奥行きが必要になる |
②一体型タイプ
便器・タンク・便座がひとつにまとまったタイプです。継ぎ目や凹凸が少ないため掃除がしやすいのが最大のメリットです。隙間がほとんどないので汚れが溜まりにくく、日々のお手入れが楽になります。デザインも統一感があり、すっきりとした見た目です。手洗いの有り・無しも選べます。
デメリットは、一部が故障しても全体の交換が必要になる場合があることです。便座だけ壊れたのに全体を交換となると修理費用が高くつく可能性があります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・掃除が楽(凹凸が少ない) ・全体のデザインの統一感 ・手洗い有・無を選べる | ・故障時は全体の交換が必要になることが多い ・部品単体での交換が難しい ・本体価格が高め |
③タンクレスタイプ
水を溜めるタンクがなく、水道管から直接水が供給されるタイプです。省スペースかつスタイリッシュなデザインで人気があり、タンクがない分トイレ空間を広く使えます。凹凸が少なく掃除もしやすいです。
デメリットは導入コストが高いこと。手洗い器が付かないため別途設置が必要になり、その分のスペースと費用もかかります。また、水道直圧式のため水圧が弱い環境では流れにくくなることがあり、一般的に電気で動作するため停電時はバケツで水を流す必要があります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・デザイン性が高く省スペース ・節水効果に優れる ・掃除が楽(凹凸が少ない) ・連続で流せる | ・停電時に水が流れない(最近は対策モデル有) ・手洗い有を選べない(手洗い器は別途付けるか洗面所を利用) ・水圧が低くなる場所(例えば2階)に設置しにくい ・故障時は全体の交換が必要になることが多い ・部品単体での交換が難しい ・使用する水量が少ないかわりに若干詰まりやすい ・導入コストが高い |
一条工務店の標準仕様のトイレ
便器:TOTO「CS340」(組み合わせトイレ)
一条工務店の標準仕様は、TOTO製のタンク式便器+ウォシュレットです。追加費用なしで採用でき、タンク上の手洗いの「あり/なし」も選択できます。標準仕様ではありますが、日本のトイレの定番構成で、TOTOの商品ですので品質面の不安はありません。
従来の組合せタイプのトイレと比べて、約70%節水されており、水道代の節約につながります。

便座:TOTO「ウォシュレットS1」(組み合わせタイプ)
一条工務店では、TOTOのウォシュレットS1を標準で採用できます。ただし、ウォシュレットS1にはリモコンに便器洗浄ボタンが付いていません。つまり、洗浄はタンク横のレバーで行う必要があります。洗浄ボタンを追加したい場合、オプションで壁付けの洗浄ボタンを追加できます。

標準トイレのオプション

標準のウォシュレットからのアップグレードとして、上位便座「アプリコット」がオプション設定されています。オート洗浄やオート開閉が欲しい方向けです。通常通り購入するともっと高額なため、比較的低価格で導入可能です。なお、アプリコットの場合はオート洗浄機能も付いていますし、リモコンに便器洗浄ボタンが付いています。
アプリコットの強みは特にお掃除機能です。
・【使うたび除菌】便器きれい、ノズルきれい、便座きれい
・【汚れツルリン】プレミスト
・【おそうじ超ラク】フチなしウォッシュレット、クリーン便座(つぎ目なし)

その他、ウォシュレットS1のための洗浄リモコンとして便器洗浄ユニットが選択できる他、TOTOのシルバータイプのペーペーホルダーが選択できます。
| オプション | 金額 | 主な機能 |
|---|---|---|
| アプリコットF1A | 45,650円 | オート洗浄 |
| アプリコットF3A | 69,850円 | F1Aの機能+オート開閉 |
| 便器洗浄ユニット | 16,500円 | ウォッシュレットS1タイプ用の洗浄リモコン |
| シルバータイプのペーパーホルダー | 2,200円 | TOTO製。LIXIL,Panasonic製便器でも選択可能 |
📝 この記事の価格について
本記事のオプション価格は、我が家の打ち合わせ時の「お住まい検討シート」に基づく実際の金額です。2025年8月時点での情報になります。時期により価格・ラインナップは変更される可能性があるため、最新情報は営業担当にご確認ください。
オプショントイレの種類と価格一覧
標準のトイレ以外に、オプションで「タンクレストイレ」や「一体型トイレ」が選べます。それぞれの特徴と価格を、1機種ずつ解説します。
タンクレストイレのオプション価格
タンクレスは水タンクがなく、水道直圧式で洗浄するタイプです。タンクがない分、見た目がすっきりして掃除もしやすいのが最大のメリットです。一方で、水圧が低い環境では流れにくくなることがある点や、停電時にはバケツで水を流す必要がある点は知っておきましょう。このため、1階より2階のほうが水圧が低くなりやすいため、2階にタンクレストイレを設置する場合は注意しましょう。
| 商品 | メーカー | 価格 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| アラウーノS160 | Panasonic | 65,340円 | 樹脂製。激落ちバブル(泡で自動洗浄)、スパイラル水流 |
| アラウーノL150Kタイプ2 | Panasonic | 113,960円 | 樹脂製。オート開閉、ナノイーX(自動除菌・脱臭)、激落ちバブル |
| アラウーノL150Kタイプ0 | Panasonic | 148,390円 | 樹脂製。オート開閉、ナノイーX、激落ちバブル、アームレスト |
| ネオレストAS1 | TOTO | 183,150円 | 陶器製。オート開閉、温風乾燥、オート洗浄、やわらかライト |
| サティスS(ブースター付) | LIXIL | 195,250円 | 衛生陶器(アクアセラミック)。ブースター付き、オート開閉、温風洗浄、オート洗浄 |
アラウーノ S160(Panasonic)── 65,340円

タンクレスを最もリーズナブルに導入できるエントリーモデルです。パナソニック独自の「有機ガラス系新素材」で便器表面に水アカが付きにくく、洗剤を入れておくと泡で自動洗浄する「激落ちバブル」機能も搭載。陶器ではなく樹脂素材のため軽量で、割れにくいのも特徴です。「タンクレスにしたいけど費用は抑えたい」という方にはまずチェックしてほしい1台です。
アラウーノ L150K タイプ2(Panasonic)── 113,960円

アラウーノの上位モデルです。S160の機能に加えて、オート開閉(人が近づくとフタが自動で開く)を搭載。さらに「ナノイーX」で便器内の除菌・脱臭を自動で行います。S160との主な違いはこのオート開閉とナノイーXの有無で、非接触で使いたい方や、脱臭機能を重視する方向けです。
アラウーノ L150K タイプ0(Panasonic)── 148,390円

L150Kシリーズの最上位グレードです。タイプ2の機能に加え、アームレスト付きで座り心地も追求しています。本体カラーもホワイト以外を選べるのはタイプ0だけ(ホワイト以外は+7,700円)。空間のインテリアにこだわりたい方や、来客用のトイレに個性を出したい方に向いています。
ネオレスト(TOTO)AS1── 183,150円

TOTOの最上位タンクレスです。型番はAS1 CES9710です。最大の特徴は陶器製であることです。TOTOの「セフィオンテクト」加工により、陶器表面のナノレベルの凹凸をなめらかにして汚れが付きにくく、「きれい除菌水」で使うたびに便器を自動除菌します。樹脂製のアラウーノとの最大の違いは素材感で、陶器ならではのツルッとした質感と耐久性を求める方に人気です。スティックリモコン(6,600円)もオプション設定されています。TOTOカラー3色+ホワイトグレーから選べます。
ネオレストの強みは、
・【きれい除菌水】便器きれい・便座きれい・ノズルきれい・においきれい・お掃除ミスト
・【汚れツルリン】セイフォンテクト・プレミスト・トルネード洗浄
・【お掃除超ラク】フチなし形状・お掃除しやすいデザイン

サティス(LIXIL)── 195,250円

サティスSは、LIXILのフラグシップタンクレストイレです。タンクレス5機種の中で最もコンパクトなサイズが特徴で、狭いトイレ空間でも圧迫感が少なく、奥行きに余裕が生まれます。「アクアセラミック」加工で汚れが落ちやすく、LIXILは「100年クリーン」を謳っています。最大のポイントはブースター付きであること。水圧が低い環境でも安定して洗浄できるので、2階設置やマンションの高層階でも安心です。
💡 タンクレス5機種の選び方ポイント
・費用を抑えたい → アラウーノ S160(65,340円)が断トツでリーズナブル
・非接触・脱臭を重視 → アラウーノ L150K タイプ2以上でオート開閉+ナノイーX
・陶器の質感・耐久性 → ネオレスト(TOTO)。陶器製はネオレストだけ
・水圧が不安 or コンパクトさ重視 → サティス(LIXIL)のブースター付きが安心
一体型トイレのオプション価格
一体型は「タンクはあるが、便器・便座・ウォシュレットが一体でまとまったデザイン」のタイプです。タンクレスより手頃な価格で、見た目のすっきり感を出せます。タンク式なので水圧の影響も受けにくく、停電時も普通に使えるのがメリットです。
ただし一体型は便座部分だけの交換ができない構造のため、将来の故障時はまとまった修理・交換になる点は覚えておきましょう。
| 商品 | メーカー | 価格 | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| ZJ2 | TOTO | 33,000円 | ─ |
| GG-J | TOTO | 52,250円 | オート洗浄 |
| GG-J2 | TOTO | 67,650円 | オート洗浄+オート開閉 |
| ベーシアハーモ J3 | LIXIL | 53,350円 | オート洗浄 |
| ベーシアハーモ J4 | LIXIL | 77,550円 | オート洗浄+オート開閉 |
ZJ2(TOTO)── 33,000円

最もリーズナブルな一体型で、オプションの中で最安です。オート洗浄やオート開閉などの自動機能は付きませんが、便器・便座・ウォシュレットが一体になったデザインは標準仕様のタンク式よりスッキリ。「見た目をちょっとだけ良くしたいけど予算は最小限に」という方に最適です。TOTOの「セフィオンテクト」加工は搭載されており、汚れの付きにくさは標準より上です。
また、一体型トイレであるにもかかわらず、手洗い器ありなしを選べ、その手洗い器の形状が優秀なことも特徴です。我が家も最後まで採用するか悩みました。
GG-J(TOTO)── GG-J1は52,250円、GG-J2は67,650円

TOTOの一体型中級モデルで、GG-J1はオート洗浄機能を搭載、GG-J2はオート洗浄機能に加えてオート開閉機能を搭載しています。立ち上がると自動で洗浄されるので、流し忘れの心配がありません。「セフィオンテクト」加工に加え、便器のフチ裏がない「フチなし形状」で掃除もしやすい設計です。タンクの高さを抑えたローシルエットデザインで、見た目の圧迫感も少なめです。
ベーシアハーモ(LIXIL)── J3は53,350円、J4は77,550円

LIXILの一体型モデルで、J3はオート洗浄機能を搭載、J4はオート洗浄機能に加えてにオート開閉機能を搭載しています。最大の特徴は「フチレス形状」で、従来の便器にあった内側のフチ(溝)をなくしています。この溝は汚れが溜まりやすい場所なので、フチがないだけで掃除のしやすさが大きく変わります。価格はTOTOのGG-Jとほぼ同等で、掃除のしやすさで選ぶならチェックしておきたいモデルです。
💡 一体型5機種の選び方ポイント
・最小限の予算で見た目を改善 → ZJ2(33,000円)が最安
・オート洗浄だけ欲しい → GG-J(TOTO)かベーシアハーモ J3(LIXIL)。価格帯もほぼ同じ
・掃除のしやすさ重視 → ベーシアハーモ(LIXIL)のフチレス形状が優位
・フル機能(オート洗浄+オート開閉) → GG-J2(TOTO)かベーシアハーモ J4(LIXIL)
タンクレス vs 一体型 比較まとめ
「タンクレスと一体型、どっちにすればいい?」と迷う方のために、主な違いを比較表にまとめました。
| タンクレス | 一体型 | |
|---|---|---|
| デザイン | ◎ タンクがなく非常にスッキリ | ○ 標準よりスッキリだがタンクあり |
| 価格帯 | 65,340円〜195,250円 | 33,000円〜77,550円 |
| 水圧の影響 | △ 水道直圧式のため影響を受ける | ○ タンク式なので安定 |
| 停電時 | △ バケツで水を流す必要あり | ○ 普通に使える |
| 将来の修理 | △ 便座一体で丸ごと交換の可能性 | △ 便座だけの交換が難しい |
| 手洗い | なし(別途手洗い器が必要) | なし(別途手洗い器が必要) |
なお、タンクレスでも一体型でも手洗い器は付いていないため、独立した手洗い器を設置するスペースと費用が必要になります。次のセクションで手洗い器のオプション価格を紹介します。
【2026年7月追記】トイレの保証期間が10年に延長
2026年7月の保証改定により、トイレ(便座・リモコン・手洗い水栓)の保証期間が従来の5年から10年に延長されました。既存オーナーにも遡及適用されるため、我が家のネオレストもピュアレストも10年保証の対象になっています。
設定外商品で採用した場合でも一条工務店の保証対象として扱われている点は、検討中の方にとって安心材料になると思います。保証改定の全項目の詳細はこちらの記事で解説しています。
👉 【2026年7月改定】一条工務店が保証期間を大幅延長!全項目の改定前後を一覧比較
手洗い器・トイレ収納のオプション価格

タンクレスや手洗いなしタンクを選ぶ場合に検討することになるのが、独立した手洗い器です。主なオプションは以下の通りです。
| オプション | 価格 | 備考 |
|---|---|---|
| トイレ手洗いカウンター(オリジナル・ハンドル式水栓) | 1階 94,820円 2階 105,930円 | 設置には約1.5帖の広さが必要 |
| トイレ手洗いカウンター(オリジナル・自動水栓) | 1階 113,300円 2階 124,410円 | 電池式 |
| 手洗い器付収納 コフレル(LIXIL) | 64,570円〜104,390円 | スリム/カウンター/ワイド、鏡の有無、水栓タイプ、設置階により変動 |
| 小便器(TOTO・手動) | 66,330円 | 1階設置の金額 |
| 小便器(TOTO・オート) | 102,630円 | 電池式。1階設置の金額 |
ここでポイントになるのが「手洗い器はスペースを要求する」こと。オリジナルの手洗いカウンターはトイレに約1.5帖の広さが必要で、コフレルのような省スペース型でも一定の横幅を取ります。
商品(グランスマート・アイスマート等)による違い
トイレまわりのオプションは、商品グレードによって微妙に選択肢が異なります。我が家が確認した範囲では以下の通りでした。
| 商品 | トイレオプションの内容 |
|---|---|
| トグランスマート/アイスマート/アイキューブ | オプション金額・選べる種類ともすべて同一 |
| アイスマイル/アイスマイルプラス | オプション金額は同じだが、サティス(LIXIL)とGG-J(TOTO)は選択不可 |
上位商品だからトイレが高くなる、ということはありません。商品ごとの標準仕様の違いは、こちらの記事で全体像をまとめています。
▶ 【2026年最新】一条工務店の商品ラインナップ全比較|坪単価・性能・選び方を施主が解説
我が家のトイレの選び方
ここからは我が家の実体験です。結論として、我が家は上記のオプション一覧の中からではなく、「設定外商品」(一条の設定リストにない商品を個別見積で採用する方法)でトイレを選びました。きっかけは2階トイレの「手洗い器問題」です。
1階:すっきり見せたくて奮発した
1階は来客も使う場所なので、タンクレスですっきり見せたいと考え、TOTOのネオレストを選びました。掃除が得意ではない我が家にとって、自動洗浄機能と、凹凸の少ない陶器製で掃除がしやすいことは譲れない条件でした。もともとTOTOが好きだった、というのも理由のひとつです。
1階のトイレのかなり近いところに洗面所がありますが、トイレのドアを汚れた手で触るのか問題があり、LIXILのコフレワイドを手洗い器として付けています。
2階:手洗い器を置く横幅が足りなかった
当初、2階のトイレには独立した手洗い器を付けたいと考えていました。しかし間取り上、トイレの横幅が足りず、手洗い器の設置が難しいことが判明。そこで発想を変えて、「トイレ自体に手洗い器が付いているもの」=タンク上手洗い付きのトイレを探すことにしました。
TOTOのショールームに足を運んだ際、手洗い器の形状がとても使いやすいトイレを見つけました。それがピュアレストEXです。帰って評判を調べてみると評価が高く、便座(アプリコット)の自動洗浄機能も優秀。陶器製で、凹凸が少なく掃除がしやすい形状だったことも決め手になりました。
設定外仕様でしたが、ピュアレストEX+アプリコットF4Aで204,400円で採用しました。アプリコットF4Aは充実した掃除機能に惹かれて採用しています。
💡 「どちらか一方は一体型を避ける」という考え方
我が家は2つのトイレのうち、少なくとも一方は一体型(タンクレス含む)ではない組み合わせ型にしようと決めていました。一体型は故障時にまとめて修理・交換になりやすく、負担が大きくなる可能性があるためです。ピュアレストEXは便器と便座が別々の組み合わせ型なので、将来のメンテナンス面でも安心でした。また、災害時に備えて、どちらかはタンク型にしたいと思っていました。
💡 住み始めて感じたこと
2階のトイレに手洗い器を付けれるタイプが欲しいと思ってピュアレストEXを採用しましたが、結局高額のオプションとなってしまったので、標準仕様のトイレ+LIXILのコフレワイドを採用しても良かったのではと感じています。この方が割安ですし、タンクと手洗い器が別系統なのでハンドソープを使うことも可能です。ピュアレストEXの満足感は高いですが、ちょっとした後悔ポイントです。
設定外商品の採用の流れ・注意点
「設定外なんて言い出したら嫌がられるのでは…」と思うかもしれませんが、我が家の場合は驚くほどスムーズでした。営業担当2名と設計担当が同席する打ち合わせの場で「このトイレを採用したい」と提案したところ、すんなりと見積もりを取ってもらえることになりました。
ポイントはメーカー選びです。一条工務店には推奨しているメーカーとそうでないメーカーがあり、推奨メーカーの商品は寸法や配管などの規格の関係で採用しやすいとのこと。TOTO製は規格が統一されているため採用しやすい、と説明を受けました。
💬 我が家のケースでの扱い
・採用ルートは一条経由で「設定外商品」として見積計上(施主支給ではありません)
・TOTO製だったこともあり、打ち合わせで特に注意事項は言われませんでした
・保証・アフターも一条工務店の保証対象として問題なく受けられています
※メーカーや商品によって扱いが変わる可能性があるため、必ず営業・設計担当に確認してください。
採用したトイレと実際の費用
我が家が設定外商品として採用したトイレと、見積計上された実際の金額は以下の通りです。
| 設置場所 | 採用したトイレ | タイプ | 金額 |
|---|---|---|---|
| 1階 | ネオレスト AS1(TOTO) | タンクレス | 166,100円 |
| 2階 | ピュアレストEX+アプリコットF4A(TOTO) | 組み合わせ型(タンク手洗い付き) | 204,400円 |
| 合計 | 370,500円 | ||
興味深いのは、ネオレストAS1(166,100円)が、オプション設定のネオレスト(183,150円)より安く収まっている点です。記事を書き始めてから気がつきました。おそらくですが、「標準の差額」と記載されていますので、1階も2階も標準仕様のトイレを採用しなかったからだと推測しますが、理由は不明です。
なお、我が家が採用したオプション全44項目(合計2,436,910円)の全リストは、こちらの記事で公開しています。
入居後の正直レビュー
どちらも見た目・使い勝手とも良好
入居後の感想として、どちらのトイレもとても使いやすいです。1階のネオレストは狙い通り空間がすっきりして、掃除もしやすい。2階のピュアレストEXも凹凸が少なく掃除がしやすいです。
正直な点:1階タンクレスは大雨の日に流れにくいことがある
良いことばかりでなく、気になる点も正直に。1階のネオレスト(タンクレス)は、大雨の日に流れにくくなることが増えました。我が家周辺の環境要因の可能性もあり、原因は断定できません。ただ一般論として、タンクレストイレは水道直圧式のため水圧の影響を受けやすいと言われています。また、45年前の家のタンク式のトイレのときは一度も鳴ったことがないコポコポという空気が逆流する音も出ますし、実際、タンク式の2階ピュアレストEXは大雨の日でも変わらず流れます。
タンクレスを検討する場合は、住む地域・敷地の水圧事情も気に留めておくと良いと思います(LIXILサティスの「ブースター付」やベーシアハーモの「低流動圧対応ユニット」のように、水圧対策のオプションが用意されているのはこのためだと思われます)。
トイレ2箇所は「掃除は増えるが、それでも正解」
建て替え前の旧居はトイレが1箇所しかなく、朝の混雑が大変でした。新居で2箇所にした結果、掃除する場所は増えたものの、「2箇所つけてよかった」と感じる場面のほうが圧倒的に多いです。家族が同じ時間帯に使いたくなる朝・夜のストレスが減りました。
ちなみに一条工務店の家は全館床暖房でトイレの床まで暖かいので、冬の深夜のトイレも快適です。といっても私は一度寝たら熟睡で全く起きないのですが・・・この点は別記事で詳しく書いています。
▶ 一条工務店の全館床暖房は快適?一冬過ごした施主が正直レビュー
まとめ:トイレは「標準・オプション・設定外」の3段階で考える
一条工務店のトイレ選びを整理すると、次の3段階です。
💡 トイレ選びの3段階
① 標準仕様(TOTOタンク式+ウォシュレット)… 追加費用ゼロ。品質は十分
② オプション(一体型ZJ2の33,000円〜タンクレスのサティス195,250円まで)… タンクレス・一体型ですっきり
③ 設定外商品 … 推奨メーカー(TOTO等)なら相談すれば採用しやすく、保証も受けられる。我が家はこれで2台計370,500円
「オプションの一覧に欲しいものがない」と感じたら、諦める前に設定外商品の相談をしてみる価値は十分あります。打ち合わせで気軽に聞ける雰囲気だったことも含めて、我が家のトイレ選びは満足度の高い買い物になりました。
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