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積水ハウスをやめた理由|一条工務店との差額2,000万円超え【施主が比較】

積水ハウスをやめた理由を一条工務店グランスマートオーナーが解説するアイキャッチ画像 ハウスメーカー比較
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積水ハウスは、累積建築戸数日本一を誇るハウスメーカーです。「積水ハウスで建てました」と言えば、家に詳しくない人でも「すごいね」と反応するほどのブランド力があります。

我が家は家づくりの検討段階で積水ハウスの展示場を2度訪問し、イズシリーズとシャーウッドの両方を見学しました。簡易的な見積もりもいただいています。デザインの美しさ、ブランドの安心感、営業担当の丁寧さ——どれも「さすが最大手」と感じる水準でした。

それでも最終的には選びませんでした。理由はシンプルで、価格です。この記事では、積水ハウスの良かった点と、やめた理由を正直にお話しします。

✅ この記事の結論
積水ハウスはデザイン・ブランド・営業対応のすべてが高水準でした。しかし、39坪2階建ての見積もりが本体価格約4,600万円、解体費や外構費込みの総額で約6,800万円と、我が家の予算を大きく超えていました。最終的に建てた一条工務店グランスマートの総額約4,504万円と比べると、差額は約2,300万円。性能面でも一条工務店のほうが断熱等級は上回っており、コストパフォーマンスで一条を選びました。

この記事の内容

  1. 積水ハウスを訪問した背景
  2. 展示場見学と見積もりの流れ
  3. 積水ハウスの良かった点
  4. それでもやめた理由
  5. 積水ハウスが向いている人・向いていない人
  6. 積水ハウス vs 一条工務店 比較表
  7. まとめ

積水ハウスを訪問した背景

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出典:積水ハウス「鉄骨1・2階建て」(積水ハウス公式サイト)

積水ハウスは、住宅業界の最大手でしたし、会社で法人割引が効くということで「一度は見ておきたい」という気持ちがありました。

展示場では、鉄骨造の「イズ」シリーズと木造の「シャーウッド」シリーズの両方を見学しています。特に紹介制度は使わず、通常の展示場見学として訪問しました。

💬 我が家が検討した8社
一条工務店、アイ工務店、ヤマト住建、積水ハウス、トヨタホーム、ヘーベルハウス、パナソニックホームズ、タマホーム。最終候補は一条工務店・アイ工務店・ヤマト住建の3社に絞りました。

展示場見学と見積もりの流れ

積水ハウスには計2回訪問しました。正式な間取りプランの作成までは至りませんでしたが、簡易的な見積もりをいただいています。

提示された見積もりは、39坪2階建ての計画で、太陽光発電・エネファーム・床暖房を含めた本体価格が約4,600万円。解体費用や外構費用も含めた総額は約6,800万円でした。イズもシャーウッドも値段はあまり変わりませんでした。

積水ハウスのブランドと品質を考えれば妥当な価格だと思いますが、他社の見積もりと比較したときに「我が家の予算帯とは合わないな」と感じました。

積水ハウスの良かった点

① デザインの美しさ

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出典:積水ハウス「積水ハウスの邸別自由設計」(積水ハウス公式サイト)

積水ハウスの展示場に入って最初に感じたのは、デザインの美しさです。鉄骨造のイズシリーズに使われるダインコンクリートの重厚感、木造のシャーウッドに使われるベルバーン(陶版外壁)の質感など、高級住宅にふさわしい美しさでした。

内装のデザインも洗練されており、大開口の窓から庭と室内がゆるやかにつながる設計は、一条工務店ではなかなか実現できない間取りだと思います。

② 圧倒的なブランド力

「積水ハウスで建てた」というのは一種のステータスと感じます。積水ハウスで建てたことを揶揄する人はほとんどいないでしょう。積水ハウスで建てていたらまず間違いないというブランドの安心感・満足感がありました。

③ 丁寧な営業対応

営業担当は物腰がとても丁寧でした。高価格帯のハウスメーカーだけあって、接客の質は非常に高いと感じます。お断りの連絡をした際にも丁重な対応をしてくださいました。

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それでもやめた理由

① 価格が予算を大きく超えた

積水ハウスをやめた最大の理由は価格です。

我が家がいただいた見積もりは、39坪2階建てで本体価格約4,600万円、総額約6,800万円でした。一方、最終的に建てた一条工務店グランスマートの建物工事費は約3,811万円、建て替え総額は約4,504万円です。

項目積水ハウス(見積もり)一条工務店(実額)差額
本体価格約4,600万円約3,811万円約789万円
総額(解体・外構込み)約6,800万円約4,504万円約2,296万円

総額ベースで約2,300万円の差があります。この差額があればオプションや外構にもっとお金をかけることもできますし、住宅ローンの返済負担も大きく変わります。

② 断熱性能を考えるとコスパが合わない

価格が高いだけなら「性能も高いのだろう」と納得できるかもしれません。しかし、断熱性能に関しては一条工務店のほうが明確に上回っています

積水ハウスのイズシリーズ(鉄骨造)の標準断熱は等級5程度。鉄骨造は構造的に「熱橋(ヒートブリッジ)」が起きやすく、木造と比べると断熱面で不利です。木造のシャーウッドは等級6に対応可能ですが、それでも一条工務店の等級7(UA値0.18・C値0.40)には及びません。

積水ハウスでも「グリーンファーストゼロ スーペリア」という高断熱仕様にすれば等級7に対応可能ですが、その分さらにコストが上がります。積水ハウスはデザインや大開口といった「暮らしの豊かさ」に投資するメーカーであり、一条工務店は断熱・気密といった「性能」にコストを集中するメーカーとはちょっと毛色が異なると感じました。我が家は性能重視でしたので、一条のほうが価値観に合ったというのが正直なところです。

③ 一条ブランドも素晴らしい

確かに積水ハウスの名前が持つブランドは素晴らしいものですが、一条工務店の名前が持つブランドも素晴らしいと感じています。積水ハウスを諦めて、一条工務店を選ぶことで将来的に後悔したり引け目に感じたりするかなと考えましたが、一条ブランドであることも十分に素晴らしいと感じましたし、一条工務店の住宅性能を諦めて積水ハウスのブランドを選んだときのほうが後悔すると感じました。一条工務店を選んだことは未だ後悔していません。

💬 率直な感想
予算に余裕があれば積水ハウスを選んでいた可能性は十分にあります。デザイン性と大開口の開放感は、一条工務店にはない魅力でした。「性能のコスパ」を最優先する我が家だからこそ一条を選びましたが、「デザインやブランド」を重視する方にとっては、積水ハウスは間違いなく最有力候補になるでしょう。

積水ハウスが向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
デザインや外観の美しさを最優先したい断熱性能(等級7)を最優先したい
ブランド力・安心感に価値を感じるコストパフォーマンスを重視したい
大開口・大空間のある間取りに憧れる全館床暖房を標準で入れたい
予算に十分な余裕がある総額5,000万円以内に抑えたい
鉄骨造のメリット(大スパン・耐火性)を活かしたい気密性能(C値保証)にこだわりたい

積水ハウス vs 一条工務店 比較表

項目積水ハウス
(イズロイエ)
積水ハウス
(シャーウッド)
一条工務店
(グランスマート)
構法鉄骨造木造軸組2×6枠組壁工法
坪単価(オプション込目安)120〜160万円120〜155万円90〜105万円
断熱等級(標準)等級6等級6等級7
UA値非公表非公表0.18(実測)
全館床暖房なしなし標準
耐震等級333
外壁ダインコンクリートベルバーン(陶版外壁)ハイドロテクトタイル
設計自由度高い高い一条ルールあり
大開口最大7m最大6m最大約3.6m
保証(構造躯体)初期30年
永年延長可
初期30年
永年延長可
初期30年
延長最長60年
換気システム全熱交換型全熱交換型ロスガード90

設計の自由度と大開口の実現力は積水ハウスが圧倒的に上です。一方、断熱性能・全館床暖房・コストパフォーマンスは一条工務店に軍配が上がります。両社は「デザインと開放感」vs「性能とコスパ」という明確な棲み分けがあり、何を最優先にするかで答えが変わります。

まとめ

積水ハウスは、デザイン・ブランド・営業対応のすべてが「さすが最大手」と思わせる水準でした。展示場で見たダインコンクリートの重厚感やシャーウッドのベルバーンの質感は、今でも印象に残っています。

それでもやめた理由は、端的に言えば「我が家の優先順位は断熱性能とコスパだった」ということに尽きます。総額で約2,300万円の差があり、その差額を住宅ローンの余裕に充てたほうが我が家にとっては合理的でした。

ただし、積水ハウスが劣っているということではありません。予算に余裕があり、デザインや大開口を重視する方にとっては、積水ハウスは最高の選択肢です。自分の優先順位を明確にしたうえで、複数社を比較して決めることが後悔しない家づくりの鍵です。

✅ この記事のまとめ
・積水ハウスはデザイン・ブランド・営業対応のすべてがハイクラス
・39坪2階建ての見積もりは本体約4,600万円、総額約6,800万円
・一条工務店グランスマートとの総額差は約2,300万円
・断熱性能も一条(等級7)のほうが上。コスパで一条を選択
・予算とデザインを重視するなら積水ハウスは最有力候補

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